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顧客の声/commitment

対談日:平成22年4月21日(水)

顧客企業 プロフィール


(株)鳥居発条製作所 第三工場
会社名称
株式会社 鳥居発条製作所
代表者
代表取締役 鳥居 浩(対談者)
会社住所
愛知県みよし市福谷町清水道24
代表電話
0561-36-2085
製造品目
自動車部品用小物精密ばね
主要顧客
株式会社 東郷製作所 様
従業員数
約100名

対談記事

苅谷
7月で『経営KAIZEN考房』(以下、KAIZEN考房)のコンサルも丸3年になります。これまでのKAIZEN考房のコンサルについて、まず総評をお願いしたいと思います。
鳥居社長
いいコンサルを受けてきていると確信してます。KAIZEN考房さんの考え方である、『会社づくり』『流れづくり』『人づくり』の三位一体サポートを活用させてもらっていると。
3年前、私は日常に忙殺され経営をしている実感がありませんでした。また社長(現会長)からの承継が迫っている時期でした。そんな時の出会いでした。本当にいい出会いだったと思ってます。
苅谷
ありがとうございます。取り掛かりは「全社5S活動展開」の支援と、すんなり落ち着きました。5S活動の持つ地道さやコツコツ感が、社長が言われた当時の落ち着かない感じへの処方としてピンときたようでした。

では各サポート別に聴かせて下さい。
手始めとなった「全社5S活動展開」の支援は『流れづくりサポート』にあたり、一般には「業務改善コンサル」と言える分野です。 『流れづくりサポート』は、目に見えるつながりだけでなく、目に見えないつながりこそ重要と考えて手を入れます。 この点、どう感じられていますでしょうか?

鳥居社長


鳥居社長と私

人が変わってきました。この私が一番変わってきたんじゃないでしょうか。 キーマンたちも変わってきました。でも「全社5S活動」で、社長が一番変わる、というのは不思議かもしれませんね。(笑)
目に見えない“つながり”、これなんですね。これがたいてい経営レベルにかかわってくることを、苅谷さんからの指摘を受け、その都度気づかされました。
まだまだかもしれませんが、自分でも驚くほど変わってきています。
苅谷
仰るとおりです。会社を真に改善・変革しようとするならそのことにトップが気づき、トップ自ら変えていくことが肝です。 鳥居社長は「人の話をよく聴ける」方ですから、私も率直に丁寧に話をさせてもらうことができます。ご自身の変化の蔭には、ご自身の「聴く」姿勢があるはずですよ、実は。(笑)

さきほど、キーマンたちも変わってきた、と言われました。
『流れづくりサポート』は、付随効果として『人づくりサポート』にもなります。
『流れづくりサポート』を通した『人づくりサポート』は、「コンサルタントによるOJT」だと私は考えています。
この点についてはどうでしょうか?

鳥居社長
まさにコンサルタントによるOJTだと思います。
「5S会議」、私も顔を出していたじゃないですか。カイゼン活動を通した『人づくり』というのを、私自身、肌で感じていました。 中堅、若手のキーマンたちが少しずつ変わっていく姿を現地現物で確認してきました。 ご承知のとおり管理層が世代交代の時期に突入しており、苅谷さんと同世代キーマンの今後の成長が最重要課題になります。 彼らには気づきや成功体験を積み重ねていってほしいと思っています。苅谷さんには同世代だからこそのコンサルを期待しています。
苅谷
管理層の世代交代は御社だけでなく、どこの中小企業も抱えている課題です。同世代であることは互いに利点となるはずです。 コンサルが社員キーマンとコラボしようとする時、コンサルがうんと年配であると、完全に“先生”になってしまいます。 これはあまり好ましい関係ではありません。“先生-生徒”の関係でなく、刺激し合える関係の方が好ましいはずです。

さて、Off-JTとしての『人づくりサポート』もさせていただきました。昨年4月、客先の生産調整を受けた全社休業日を活用しての「全社教育訓練」です。
改めてその時の全社教育訓練を評価してもらえますでしょうか?

鳥居社長


2009年4月 全社教育訓練風景

従業員一人一人に対し、多くの気づきがありました。 それだけでもやった甲斐がありました。「コミュニケーションの難しさ」を気づかせてくれたゲームなど一人一人にとっても価値ある二日間だったと思います。 二日目の最後、苅谷さんの「講評の言葉」の時、苅谷さん、潤っとされたじゃないですか?経営は、あの頃が一番辛かったので、その姿を見て私自身勇気をもらえたものでした。
ところであの時はどうされたんですか?
苅谷
変なこと思い出させてしまいました。(笑)感動してしまったんですね、皆さんの真摯な姿に。

では、最後の質問を。
三位一体サポートの残る一つが『会社づくりサポート』です。 競争環境の激変といった背景をふまえ、当サポートは御社と鳥居社長にとってどんなものと言えますでしょうか? また、今後期待することがあればおきかせください。

鳥居社長
未曾有の不況には参りましたが、経営者としてはいい試練を与えてもらったと思えます。 ただ当時は辛い日々でした。そんな時期、苅谷さんとの時間は一つの大きな安心材料でした。 まったく別の視点や次元から大事な指摘や助言をポンポンもらえました。 苅谷さんの言われる「鳥の眼、虫の眼、魚の眼」、ひしひし感じてました。
環境の激変ということで言えば、ハイブリッド化、EV化の動きは脅威ですが、同時にチャンスと思うようにしています。 環境変化もありますが、二代目として会社の再構築を考えるようになってきました。3年、5年といった中期的な時間軸で先々をみていかないと。

それからこの一年、私以外の役員にも苅谷さんとの個別時間を持ってきてもらいました。 一つの狙いは彼らの経営層としてのレベルアップです。もう一つの狙いは、同族経営のあるべき姿の模索です。 このあるべき姿には顧客、社員、仕入先の各目線を忘れてはいけないと思います。難しい課題だとは思いますが、経営陣の潤滑剤・繋ぎ役と合わせて、今後も取り組みをお願いします。

それから、近いうちにビジョンや戦略面での『会社づくりサポート』を活用したいと思ってます。もちろん主体は社長である私や他の役員ですが。
KAIZEN考房さんの3つのサポートすべて、“活用し倒す”くらいの勢いで考えていますので、倒れないでくださいね。(笑)今後とも鳥居発条を多面的にサポート願います。
苅谷
本当にありがとうございます。私も身が引き締まる思いです。私、経営KAIZEN考房こそ、今後ともよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。(握手)

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